東堂 浪路 とうどう なみじ
女性。2月3日生まれ。27歳。血液型B型。身長174cm。一人称は「俺」。
生年月日の生年表示廃止以前の設定生年は1975年(卯年)。
ねぎ秘密結社情報システム部所属で、現在係長を務める。
女性だが、家の掟により男性として育てられ、同じ境遇でとても仲の良かった一つ年上の姉・真砂と共に高校生活を送っていたが
凄惨な事件により姉が自殺。だが姉の死を軽く見た父親と東堂家の一族に愛想を尽かし、家を出た。
上京し、施設に入り勉強し全寮制の高校に編入後、大学に進学し無事卒業するもしばらくはフリーター生活であった。
そんな中でねぎ社長にスカウトされ、入社に至る。
最初はただのオナベだったのが、「なぜオナベになったのか」というキャラの基盤を考えていくうちに
やたらと重い話になりミステリアスな部分が付与され気づいたら味のあるキャラになっていた。
見た目、満同様おちゃらけているように見えて、しっかりと考えて行動している。
成り行きでアイドル化したりもしたが、スピンオフサイト「浪路27歳」をそつなくこなした辺り、
天性のタレントだったんだなあとしみじみ思ったり。
亡き姉・真砂は、本来ならば「一生男性と結ばれることはない」「一生男性として暮らしていく」という
同じ運命をずっと共にはずだったので、彼女は真砂を一生の伴侶として見ていた節がある。
その辺りは、姉を本気で愛するという異母弟・八雲と類似性があると言える。
好きなタバコの銘柄は、ヴァージニアスリムライト。
浪路の住むマンションは14階建てで、14階に住んでいる。
脳内でのモデルは筆者の姉が結婚してから最初に住んでいたマンションだったりする。
人間として生まれ変わり、赤ん坊となってしまった烏丸雪彦を引き取り育てることを申し出たため、子持ちとなる。
引き取った理由は、彼の恋人である長谷川恵莉に母親役をさせないがためでもあったが、
自身が後述する理由により子供を産める身体ではないため、将来は養子を取ってもいいかな、と
あらかじめ考えていたりもしていたためである。
名実共にみんなのアイドル(笑)であるため基本的に誰とでも仲が良い。
お堅い奥田早瀬を飲みに誘えるのも浪路くらいである。
唯一、成沢眞妃とは意見が衝突することが多いが、お互いを認め合ってはいる。
初対面から女性だと見抜かれ、自分を完全に女性として扱ってくる白鳥夜半が、良い意味で苦手。
東堂家に生まれた女性には内に絶大なる力が秘められており、交わった男性はその力により運命を狂わされ死に至ってしまう。
そのため、男性と恋に堕ちたりしないように生まれた時から男性として育てられるのが掟。
力の詳細は不明だが、同じく特殊な力を代々受け継ぐ橘の大島家のようにきちんと伝えられてるわけでもないようなので、
原因と対策をしっかりと調べれば解決されるのかもしれないが、内容が内容なだけに誰かに相談できるわけもなく、現在に至る。
ちなみに同じ東堂家の血を引く者同士であれば、掟は発動しないという例外もある。
なお、小説「歌う山-The Singing Mountain-」にて一度死んでしまい、宇宙人の技術によって蘇生したが、
一度死んだ事実は変わることはないため、肉体の成長・老化ともに止まってしまい、
今後何年生きようと成長も老化もしないという設定になっている。