吸血鬼 きゅうけつき


 

人間の生き血を主食とし、生命活動の源とする魔族。
身体能力は人間よりも高く、太陽光を苦手とし、主に夜に行動する。
寿命は人間よりもはるかに長く、死なないともいわれる。
吸血鬼には、元々は人間で、他の吸血鬼に血を吸われて吸血鬼化した「普通の吸血鬼」と、
「吸血鬼の真祖」と呼ばれる高位の吸血鬼が存在する。

 

吸血鬼の真祖

吸血鬼の中でも最高位とされる吸血鬼。
別名「ハイ・デイライトウォーカー」(陽の下を歩く者)という名のとおり
通常の吸血鬼と違い、太陽光に耐性があり、寿命もない。
よく知られている弱点(十字架・にんにく・木の杭等)もなく、何をされても驚異的な治癒力で回復し、死なない。
真祖とは、他の吸血鬼に血を吸われて吸血鬼化したのではなく、
生まれながらにして吸血鬼の者(ただし両親共に高位の吸血鬼の場合に限る)か、他者による何かしらの魔術により吸血鬼化した者を指す。
だが実際はどのようにして誕生しているのかは一切不明。

現在、地球上で6人の真祖が確認されており、基本的な能力は同じだが、能力差がありランクが存在する。
それぞれ得意分野があり、中でも白鳥夜半は特に魔導師としての能力がとても高く、
その分野では右に出る者がいないらしい。
イングリッド・レインウォーターは運動能力が長けているが魔導は苦手。総合的なランクとしては夜半の方が上。

 

能力

人間と比べ、運動能力が比にならないほど高く、様々な魔導が使える。霊感も強い(どれも個人差あり)。
血を吸った相手を意のままに操ることができるが、操るか操らないかは血を吸った本人が決めることができるので、
吸われてもなんともない場合もある。
なお、小説「最期の恋」にて烏丸雪彦が夜半に依頼した、他種族を吸血鬼化する方法とは、
相手の血を致死量吸い尽くして一度殺し、吸血鬼として生き返らせることである。
ただしその場合は相手は真祖にはなれず、様々な弱点のある「普通の吸血鬼」にしかなれない。

真祖だけの能力

関連人物

出典


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