桐島 上総 きりしま かずさ
男性。9月28日生まれ。30歳。血液型AB型。身長184cm。一人称は「僕」。
生年月日の生年表示廃止以前の設定生年は1971年(亥年)。
ねぎ秘密結社開発研究室所属で、現在主任を務める。メガネが特徴。
千葉県茂原市出身。出身地で市町村名まで設定されてるのは何故か彼だけ。
無名の公立高校から東大へと進学したため実家のある地元ではちょっとした有名人。
だが在学中に結婚した妻・奏子を亡くしたためにショックで何も出来なくなり、一年留年している。
卒業後もやる気はなく日雇いのバイトなどを繰り返しだらだらと生活していたが
某ライバル会社にそそのかされ、ある目的を持ってねぎ秘密結社に中途採用で入社してくる。
その後某ラ社とは縁を切り、現在は完全にねぎ社側の人間。
登場当初は本当に全く個性がなく存在感もゼロに近かったのが、
思い切って悪役にしてみたら思いの外ハマってしまい、以後めきめきと個性がついていった。
蔵石(旧姓)沙織と絡み始めてからはキャラに深みが出てそれなりにファンもつき大出世を遂げたキャラである。
隠れた趣味は一人カラオケ(ヒトカラ)でアニソンを歌うこと。
トレードマークの眼鏡は7,8種類ほど持っている。フレーム色は青・紫系かシルバーが多く、
「BURBURRY(バーバリー)」ブランドが好き。愛読書は「オレンジページ」。
普段は穏やかで、顔立ちも整っているため社内での女性ファンはとても多い。
が、過去の事件も手伝って「怒らせると、とても怖い人」という認識が社内では広まっている。
怒ると誰も逆らえないほどの威圧感を放つが、本人はあまり自覚がないらしく
後に他人から怒っていた時の状況を聞かされると後悔したりもする。
本気で怒った彼を止められるのは恐らく久我恭一郎と沙織くらい。
亡き妻・奏子は大学の同窓生だったが彼女の方が大学入試時に3浪しているため3つ年上である。
今でも墓参りを欠かすことはなく、奏子の家族と交流もある。
母親は久我恭一郎の父の妹で、勘当同然で桐島家に嫁いできた。
恭一郎同様、久我家のやり方に不信感を抱いていた母は久我家と完全に縁を切りたいがために、
一人息子の上総には久我家との繋がりは一切伝えていない。
なお、万が一久我家との繋がりを知ってしまった場合、そのことが一目で分かるようにと
彼自身に「時限爆弾のような何か」が仕込まれている。
父方の祖父はキリスト教の神父であり、上総もクリスチャンである。
沙織とは長らく友達以上恋人未満的な間柄であったが、小説「素敵な恋の忘れ方」にてようやく結ばれ、交際を開始。
2012年4月1日に入籍した。
同性では烏丸雪彦や中原幹雄などと友好関係だが、基本的に友達はいない。
だが時々、得意の手作り菓子を全部署に振る舞ったりするため、周りからはそれなりに慕われている。
久我に気に入られている仙波継人にはそれとなく敵意を向けており、
かつて、沙織を巡りライバル宣言をしてきた湧木廉太郎には明確な敵意を剥き出しにしており、沙織と交際を始めた今でも仲は悪い。
小説「微笑の暗殺者」にて手にかけてしまった久我在素には強い罪悪感を抱いている。
直属の上司である久我のインパクトの影に隠れてあまり気づかれないが、頭の良さは実は久我と大差はない。
天才的なお菓子づくりの才能も特殊能力の一つかも。