山神 やまがみ
小説「最期の恋」に登場した、山の守り神。雪女族の長。
女性であること以外は謎の多い存在。烏丸雪彦・烏丸吹雪・朝霧氷雨の生みの親。
しかし姉弟とされるのは烏丸姉弟のみで、氷雨は兄弟というわけではない。(詳細は雪女族の項参照)
人型の姿を保てる寿命が尽きた雪彦を、一度は怪物「雪男」へと変化させるが、
彼の恋人である長谷川恵莉の思いに心を打たれ、彼を人間へと生まれ変わらせた。
なお山神は、外部の人間にその存在を知られないために、自分が生み出した一族の者には
外部では自分のことを「母」と呼ぶようにとしつけている。