吸血鬼の真祖 きゅうけつきのしんそ


 

吸血鬼の中でも最高位とされる吸血鬼。
別名「ハイ・デイライトウォーカー」(陽の下を歩く者)という名のとおり
通常の吸血鬼と違い、太陽光に耐性があり、寿命もない。
よく知られている弱点(十字架・にんにく・木の杭等)もなく、何をされても驚異的な治癒力で回復し、死なない。
真祖とは、他の吸血鬼に血を吸われて吸血鬼化したのではなく、
生まれながらにして吸血鬼の者か、他者による何かしらの魔術により吸血鬼化した者を指す。
だが実際はどのようにして誕生しているのかは一切不明。

現在、地球上で6人の真祖が確認されており、基本的な能力は同じだが、能力差がありランクが存在する。
それぞれ得意分野があり、中でも白鳥夜半は特に魔導師としての能力がとても高く、
その分野では右に出る者がいないらしい。
イングリッド・レインウォーターは運動能力が長けているが魔導は苦手。総合的なランクとしては夜半の方が上。

能力

人間と比べ、運動能力が比にならないほど高く、様々な魔導が使える。霊感も強い(どれも個人差あり)。
血を吸った相手を意のままに操ることができるが、操るか操らないかは血を吸った本人が決めることができるので、
吸われてもなんともない場合もある。
血を吸われ、操られてしまった者を、先に血を吸った吸血鬼よりも高位の吸血鬼が血を吸うと操る権利を奪取することができる。
自らの血液や毛髪を媒介に魔力を与えることによって、武器や道具、使い魔などを召喚することもできる。

なお、小説「最期の恋」にて烏丸雪彦が夜半に依頼した、他種族を吸血鬼化する方法とは、
相手の血を致死量吸い尽くして一度殺し、吸血鬼として生き返らせることである。
ただしその場合は相手は真祖にはなれず、様々な弱点のある「普通の吸血鬼」にしかなれない。

 

関連人物

出典


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