東堂 浪路 とうどう なみじ
男性。7月27日生まれ。19歳。血液型B型。身長175cm。
体重98.5kg(体型は標準だが身体の大部分が精密機械のため、重たい)。一人称は「俺」。
2010年新規登場キャラ。ねぎ秘密結社経理部所属。ツリ目と、左目下の泣きぼくろが特徴。
ただし泣きぼくろはサイボーグ化される前は無く、後から人工的につけられたものである。
高校卒業後、新卒社員として入社する。朝霧氷雨とは同期。
本当は南十字照美・白鳥夜半と共に入社する予定だったのだが、一年遅れで入社する。(理由は後述)
一見、何処にでもいるような普通の少年なのだが、爽やかな名前とは裏腹にものすごいドM。
事故に遭う直前(後述)、高校の卒業式の日に好きな女の子に告白するが
丁重に断られてしまい、「どうせ振るならもっと罵って欲しかった」と思うほど。
暴力も愛情表現のひとつだと本気で思い込んでいる。
彼の思うところの「愛情がなくなった時」というのは全く相手にされなくなった時のことを指すためである。
登場当初は色々と謎の多かった彼だが、その正体は久我恭一郎の持つ技術を余すところなく用い、
誕生したサイボーグ。
ねぎ社に就職内定が決まり、高校を卒業して普通に入社する予定だった彼なのだが、
入社直前にして交通事故で瀕死の重傷を負い、意識不明の重体となってしまう。
そこで、久我と元々仲の良かった彼の父・通洋の依頼により、サイボーグ化され復活した。
肉体の改造に時間がかかり、そのために入社が丸一年遅れることとなった。
彼自身、自分がサイボーグ化されたことは認識している。
全身の大部分が精密機械で構成されているが、耐熱・防水加工が施されており、
水中に潜っても火の中に放り込まれても平気。(ただし諸々の事前準備は必要)。
しかしまだ色々と問題点はあり、時々電池が切れたかのように倒れることがあったりする。
能天気そうに見えて意外にナイーブで、自分がサイボーグであることが周りに知られたら
気味悪がられるのでは、と恐れており、当初は人事部長の瀬上奈津恵に対し
自分の素性は明かさないでくれ、と懇願していた。
父親は恭一郎の元研究仲間で、恭一郎と似たようなマッドサイエンティスト。
母親は瀬上奈津恵・桐島沙織姉妹の従姉にあたるが、大空が13歳の時に亡くなっている。
父方の親戚はおらず(縁を切られてしまっている)、母親が亡くなってからは
奈津恵から色々と援助を受けており、ねぎ社への就職も奈津恵に勧められたためである。
同期入社の朝霧氷雨とは良い友人であったが、徐々に片思いへと変化。その想いを一方的に押し付けてしまい、
彼女との仲に一旦は亀裂が入るが、決死の告白にて和解。
男性恐怖症である彼女との、至極清い交際を始めることとなる。
前述の通り奈津恵・沙織姉妹とは親戚関係。
直属の上司である成沢眞妃をとても慕っており(M的な意味で)、もっと罵られたいと思っている。
同期入社で、男嫌いの朝霧氷雨と唯一まともに話せる男性であったりする。
同フロアの営業部の榊 ゆたかや、同世代の森川みはる、仙波継人、三輪歓子などとも仲が良い。
久我の発明品でもあるアンドロイド・都池万瀬を久我から紹介され、妹のように可愛がっている。
大空も久我の発明品のようなものなので、実際に兄妹のようなものかもしれない。
電子頭脳による驚異的な計算力と、何でも持ち上げ、破壊することができる怪力を持つ。
その後、週刊ねぎ秘密結社ニュース・2010年8月15日号にて、
「ロケットパンチが出せる」「目からビームが出る」「空が飛べるようになった」
「火付けられても水に沈められても平気」「女湯も覗けちゃう透視カメラ内臓」「地デジ対応済み」
「ミサイル搭載」など、彼の口から次から次へとスペックが明かされ、
久我により恐ろしい人間型兵器へと進化し続けている模様。
なお、生身の肉体として完全に残っているのは
左腕と生殖器(孫の顔が見れなくなるのは嫌だ、という通洋の切望により全力で残した)のみ。
後は内臓と筋肉がところどころ、といった感じである。