久我 恭一郎 くが 恭一郎
男性。1月4日生まれ。36歳。血液型AB型。身長165cm。一人称は「私」。
生年月日の生年表示廃止以前の設定生年は1969年(酉年)。
ねぎ秘密結社開発研究室所属で、現在室長を務める。
以前は対抗組織某ライバル会社に勤めていたが、情がなく卑怯で、効率ばかりを求める会社の体質を嫌い、
またそんな会社を実家と近いものがあると感じていたところ、ねぎ秘密結社からの引き抜き話をもらい、
法外な契約金と共に移籍する。
ねぎ社に入社後は開発研究室を創設し、会社に貢献するがトップであるねぎ社長とは衝突が多い。
社内で起こる事件の大半の原因でもあり、不可能を可能にできる力も十二分にあるだけに逆に迂闊に動かせない人。
登場当初は研究室に篭もりきりだったのに後半出かけてばかりで話に加わらない事が多かったのはそのためである。
だが頭脳が桁違いに優秀なのと、自分の入れ込んでる人達(仙波継人とか)に何かがあるとネジが外れてしまう以外は、
割と普通の人物であったりする。
理由は不明だが女性はファーストネームで呼ぶと決めている。
今までの苦労が多い故、また研究室に閉じこもりっきりのことが多く(不健康?)故、
年齢よりも老けて見えるという設定。
人工受精児である娘の久我在素のことは、父親として素直に可愛くて仕方がないが、
彼女の頭脳を過信するが故に時々無茶をさせてしまうのが欠点。
久我家は代々人並み外れた知能を持つ家で、インテリ集団である。
恭一郎は、結果を出さなければ無能扱いする久我家の人間に嫌気が差し、十代のうちに家を出ている。
桐島上総とは従兄弟同士であるということは、彼と初めて出会った時(上総の妻の危篤時に立ち会った時)から
既に知っていた。
だが上総自身はその事実を知らず、恭一郎も名乗り出る気はない。
また、上総が恭一郎の実験台になることを望んでもそれを拒むのは、
久我家の人間であった上総の母もまた、恭一郎と同じ理由で家を出ており、
息子に久我家に関わって欲しいはずがない、との考えからである。
久我家を出た恭一郎を身内で唯一心配したのが、姉(鳥居千雪の母親)であった。
姉は鳥居家に嫁いだ後も、娘に命じて恭一郎の様子を報告させている。
最近は三輪歓子がお気に入りの様子で、「三輪歓子ちゃん大好き親父の会」に加入していることが判明した。
変わり者ではあるが、変わり者だらけのねぎ社では意外にも仲の良い人物は多い。
40代以上のオヤジ軍(沢井英司、マイケル・S・山本、白鳥夜半)とは特に仲が良い。
仙波継人のことをとても気に入っているが、彼からはものすごく嫌われている。
逆に、自分のことを慕ってくれている上総のことはあまり好きではない模様(過去のゴタゴタは許してはいる)。
基本、全ての女性に対してとても優しい(敵意を向けられた時は別)。
娘の在素のことは、娘としてとても可愛いと思うと同時に、研究の相棒としても信頼している。
見ての通りの人並み外れた知能。久我家の血を引く者は、胸元に三日月型の痣が付くことが多いが、
痣の遺伝は7~8割の確率であり、恭一郎・在素・千雪にはあるが、上総にはない。