愛と青春のボンソワール あいとせいしゅんのぼんそわーる
ねぎ秘密結社で公開されている小説。はちゃめちゃコメディー+後半何故か恋愛風味。
遠山 満と神崎芹子(現・遠山芹子)の物語その1。
執筆当初はCGI形式のリレー小説であったため、一部ねぎ社長以外の人が書いている部分があります。
最近の神崎芹子は、仕事もろくに手をつけずため息ばかりをついていた。誰が理由を訊いても話してはくれない。
そこに遠山 満が現れると、表情を一変させる芹子。泣き出しそうになりながらその場からいなくなってしまった。
どうやら満に原因があるらしいが、当の本人はさっぱりわからない。
後日、芹子は会社を休んだ。何故か満もいない。
何故か大きなカバンを持ってどこかに向かう芹子を、会社をサボって宝くじを買いに行こうとしてる途中で見かけた満は追いかけていた。
芹子に呼びかけて、気づかれるも何故か彼から逃げるようにいなくなってしまったのだ。
結局見失ってしまい、会社に戻る満。芹子は本格的に行方不明になってしまった。
満は、それを知ったねぎ社長に、今日中に芹子を連れ戻さないとクビにすると言い渡されてしまう。
そんな中、芹子と合流していた成沢眞妃は、芹子から会社を辞めて父親のいるドイツで暮らすことになるかもしれないと伝えられる。
父親は病気で余命わずかで、最後くらい娘と暮らしたいと申し出られたが、満のことが好きな芹子はドイツに行く決心がなかなか出来ずにいるのだ。
ドイツに行く前に満に告白するよう勧める眞妃。だが芹子は過去に一度彼に振られているため、なかなか踏み出せずにいた。
そんな思いの丈を眞妃にぶつけ、今回はとりあえず様子見にドイツに行くと言い残し、芹子はドイツへと発った。
そんな二人のやりとりを、芹子を追ってきていた満は偶然見てしまっていた。
満は悟史に、芹子には日本に残って欲しいと素直に告げる。だが自分のワガママで親子を引き離すなんて真似はできないと、苦悩を打ち明けた。
ドイツの父親の家にたどり着いた芹子。だが何故か父・園田雄三はとても元気で病気には見えない。
問いつめると愛娘と一緒に暮らしたいがために一芝居うったのだと言う。怒った芹子は帰ろうとするが監禁されてしまう。
帰国予定日になっても日本に帰ってこない芹子。社員達が心配してる中、ようやく彼女から一本の電話が入る。
雄三に監禁されていることを告げ、満に会いたいと涙する芹子。二人のために社員達が立ち上がった。
ドイツに到着した社員達。格闘に秀でている眞妃と満が雄三の屋敷に突入、屋敷のSP達を次々となぎ倒した。
芹子を日本に帰すよう、説得する芹子・眞妃・満の三人。だが異常なまでに娘に執着する雄三を眞妃が撃沈させ、芹子奪還は成功した。
父親に抗議するため、飲まず食わずでじっとしていた芹子は、満の姿を見て素直に抱きつき、涙した。
騒動は、そのまま解決するかに思えた。
だがその後、ドイツ全土が大変な目に遭わされる事態が起こる。