室井 渉 むろい わたる
男性。24歳。遠山芹子の母親である蔦子の再婚相手。
一応戸籍上は芹子の義理の父にあたる。
とてもおっとりとして優しい性格の男性だが、同い年の芹子に「お父さんって呼んでもらいたい」と思ったり、
彼女の息子である昴のことを素直に初孫だと喜んだりと、一般的な感覚からちょっとズレている。
週刊ねぎ秘密結社ニュース・2012年11月18日号にて、職業が在宅Webクリエイターであることが明かされており、
収入もそこそこ良い事が、芹子の口から語られている。
紫外線が苦手で、昼間は家からほぼ出てくることはないが、
夜は散歩したりコンビニ行ったりとフラフラしている。
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社員にはもちろん、妻も含めた家族にも誰にも知られていないが、
実は江戸時代から生きる純国産の吸血鬼。
長崎に住む普通の人間の商人だったが、どこかから来日した、
空腹で我を失った海外の吸血鬼に襲われ、大量の血を飲まれ、
それが元で吸血鬼と化してしまった。
元人間であるのと、元々存在感が薄いせいもあり、
人間社会への馴染みっぷりは大したもので、本当に誰も気づいていない。
血の摂取は、夜の外出の時にこっそり行っている。家族の血は飲まない。
人間であった頃の本名は中村和太郎(わたろう)。
本当の年齢は181歳。遠山家の子供たちを心から孫だと思い、
おじいちゃんと呼んでもらいたがるのはこういう理由から。